新横商事株式会社

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新横情報(NO.10-03)

拝啓 平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
本来なら6月に発行予定でしたNo.10-03が遅れたのは、前回お約束致しました「明るいニュース」がなかなか見当たらず一回遅れになり申し訳ございません。この間に15年ぶりの円高やら日中間も 騒々しく新たな問題が発生しています。
今回は、わが国の「国際コンテナ戦略港湾」の決定と発展 著しいインドの状況等を中心に取り上げさせて頂きました。

(A)世界港湾別コンテナ取扱個数ランキング(30位) : 2009年
不況でも変わらず強い中国諸港、横浜ついに圏外(36位)へ
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(注)数値の単位は万TEU=TWINTY-FOOT EQUIVALENT UNITS (20'コンテナ換算)
(出所)CONTAINERIZATION INTERNATIONAL より。

①ベストテンの中に欧米では10位にロッテルダム一港であり、日本は30位以内に入ったのは26位の東京港である。特に横浜港の減少率が激しく扱い数もベトナムのホーチミン港に逆転され昨年の29位から圏外の36位に後退した。東京港と30位のポートサイド(エジプト)の差は僅差である。

②上位30港のトータル扱い量は前年比で▲9.7%減少し2億7千万TEUにとどまった。
2000年代に入った過去10年間で頭打ちの年はあっても、トップ30港の合計扱い量が2ケタ近い減少率を記録したのはこれが初めてである。

③トップファイブ5港は全てアジアであり、シンガポールを除いて、4港が東アジアの港で占められている。特に中国は香港を含めるとベストテンのうち6港を占めその勢いは他国を圧倒している。

④1994年の主要港の取扱量は:
1.香港 2.シンガポール 3.高雄 4.ロッテルダム 5.釜山 6.神戸 10.横浜 15.東京 24.名古屋

(B)発展著しい南アジアの大国インド
(出所:GMT=Global Marine Tsushin No.35、2010-7より一部引用)

1 インドの概況
インド共和国は日本の約8.8倍の国土面積に焼く11億9,800万人(2009年国連人口推計)という世界第二位の人口を誇る南アジア最大の国である。
宗教に関しては、仏教発祥の地ですが、仏教徒は1%以下で、ヒンズー教徒が80%以上を占め、続いてイスラム教徒10%強、残り数パーセントをキリスト教徒、シーク教徒などが占めている。多くの日本人がインドのイメージとして思い描くターバンは、シーク教徒が日常的に用いるのが一般的で、実は2%程度の人しか使用しておりません。
連邦公用語は100とも200ともいわれています。しかしながら英語も第二母国語と言えるほど広く普及しており、このことがインド人が世界のビジネスシーンに進出しやすい一つの理由になっている。

2 経済について
外貨の規制緩和や国営企業民営化等の経済自由化を継続し、2007年度まで実質GDP成長率は9%台の成長を続けてきましたが、2008年度は世界的な不況の波を受け、6.7%まで落ち込みました。
しかしながら、元々輸出への依存度が低いことに加え、各種景気刺激策を実施したことなどにより日本や欧米などに比べ早い回復を見せ、2009年度はGDP成長率は7.5~8%が見込まれる。

3 政治について
大統領を元首として連邦共和制を敷いており、議会は上院・下院の2院制で、上院が州を代表し、下院が国民全体を代表する仕組みになっている。
第15回下院議員総選挙が2009年4月~5月にかけて実施され、与党の国民会議派が大勝し、国民会議派を中心として現連立政権の枠組みが継続されることになり、マンモハン・シン首相の続投が決定しました。世界不況や隣国のパキスタンとの対立などがある不確実な時代に、政治的安定を求めた結果と見られている。

4 日本との関係
09年12月27日には鳩山首相が訪印し「日印戦略的グローバル・パートナーシップの新たな段階」と題する共同声明を発表したが、特に目立った成果は見られなかった。

5 現在進行中の主なプロジェクト
①デリー・ムンバイ間産業回廊(DELHI MUMBAI INDUSTRIAL CORRIDOR : DMIC)
②高速貨物専用鉄道計画(DEDICATED PREIGHT TRIAL CORRIDORS : DFC)
③"黄金の四角形"幹線道路計画は、デリー、ムンバイ、コルタカ、テェンナイを結び、インド全土に四角形を形作るように幹線道路を建設するもので、総延長距離6000kmに及ぶ高速道路を建設中であり2010年1月時点で90%以上完成していると言われている。
6 インフラの問題点
インドではインフラ整備が大きな課題となっていることは周知の事実であり、電気、水道、道路、鉄道等、改善の余地がある点には枚挙にいとまがない。一説にはインフラ不足のためにインドは毎年、GDPの1.5~2%程度の成長を犠牲にしていると言われている。

(C) 世界の中で、日本の経済的な地位は低下している。
①一人当たりGDPの世界ランキング
2000年 3位 2008年 23位

②世界GDPの占めるシエア率の推移
1990年 14.3% 2008年 8.9%
(出所:IMF World Economic Outolook Database)

③IMD国際競争力順位の変遷
2010年 シンガポール 1位、 アメリカ 3位、
中国 18位、 インド 31位、日本 27位(1990年 3位)
(出所:World Competitiveness Yearbook)

④各国の輸出依存度の比較
シンガポール 231.2%, 香港 212.5%, マレーシア 109.6%, ベトナム 77.7%, 韓国 54.8%, ドイツ 47.5%,
EU27 40.2%, 中国 36.6%, 英国 28.1%, フランス 26.6%,
インド 24.1%, 日本 17.4%, ブラジル 14.5%, 米国 12.6%.
(出所:IMF, 内閣府「国民経済白書」) 貿易依存度=輸出総計÷名目GDP

⑤主要国の家計貯蓄率の推移
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2002~2007年は、好景気のも関わらず、賃金は伸び悩み、08~09年は一段と 下落した。
(出所:厚生労働省「毎月勤労総計調査」)
(出所:OECD Economic Outolook No.86)

(D) コンテナ戦略港に阪神・京浜選定
アジアの拠点港として道険しの観があり、これが"ラストチャンス"か。
①2010年8月6日、前原国交相は「国際コンテナ戦略港湾」に、阪神港(大阪、神戸港)と 京浜港(東京、川崎、横浜)を選定したと発表した。検討委員会の採点は1000点満点で採点、 阪神港は、769点、京浜港は729点、伊勢湾は553点、北部九州港は277点であった。 「国際コンテナ戦略港湾」とは,輸出入品輸送の9割以上を占めるコンテナを扱う国内約65の 港湾から、政府が予算を重点配分して整備する港湾。海上輸送拠点なる「ハブ港」化を目指す。

②海運会社の間では京浜港と阪神港を「国際コンテナ戦略港湾」として重点整備する政策の 効果について懐疑的な見方も多い。中国等の経済成長で日本のコンテナ取扱量は今や世界の 4%にすぎない。経営戦略上、両港の利用を増やすのは難しいと見ている。 「世界の海運会社の日本離れは急速に進んでいる」(日本船主協会の宮原耕治会長)。 日本郵船等国内海運会社が運行する欧州とアジアを結ぶ航路のうち、日本に寄港する コンテナ船はわずか週2便。残りの週16便は日本に寄らず上海港や釜山港等を経由して 欧州に戻っていく。

(E) 梱包材の国際基準NO.15による規制を実施している国・アジア州
アジア州: インド、インドネシア、イスラエル、オマーン、韓国、シリア、スリランカ、 台湾、中国、トルコ、マレーシア、フィリピン、ヨルダン、レバノン(2010年9月現在)

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TEL:045(201)2378にお問い合わせ願います。